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もみじ発表会をしました
いんべ通園センターもみじでは、毎年2月、1年の療育の成果を見ていただくために、ご家族を招いて発表会を開いています。今年度も同様に発表会を行う予定でしたが、コロナウイルス蔓延防止等重点措置期間中のため、2月8日にZOOMによるオンライン発表会を開催しました。
今回は「はらぺこあおむし」の劇と「きらきらぼし」のハンドベルを披露しました。
劇では、利用者のみなさんと1か月前からコスチュームの制作に取り掛かりました。ひとりひとりが、画用紙に数種類の好きな色の絵の具をつけ、手やコロコロローラーで一生懸命のばして蝶の羽を塗り、とても個性的な色の羽ができあがりました。また、劇の中であおむしが食べ物を食べるシーンでは、紙風船を食べ物に見立て、ひとりずつそれを潰すことで食べることを表現しました。職員の声掛けで、ひとりでパンチをするように紙風船を潰したり、「モグモグ」の声掛けで職員と一緒にしたり、ひらがなでいろいろな食べ物の名前を書いた紙風船を、職員が名前を言った通りに潰したりなど、全員無事に食べ物を食べて、最後に大きなさなぎから一斉に飛び出し、蝶になりました。
また、ハンドベルでは、ひとりで音が出せる人は、バギーのフレームに当てて音を出したり、ボタンを押すことが得意な人は、ボタンを押したり・・・ひとりで音を出すことが難しい人は、「ハンドベルの持ち手を掴む」「大きな息をする」「体に力を入れる」などをサインにして、職員が一緒に音を出し、ゆっくりペースできらきらぼしを奏でました。
ひとりひとりのできる力を、ご家族に見ていただくことができたのではないかと思います。ご家族の方からも、「頑張れ」「上手」などの声掛けをしていただき、とても和やかな雰囲気で発表会を行うことができましました。
これからも本人や家族とともに、たくさんの楽しみや喜びを感じていきたいと思います。